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【豊胸】ドクターコラム

豊胸手術後の
腫れの原因と対策

豊胸手術後の腫れの原因と対策

最終更新日:(公開日:
監修者:理事長 大庭英信

このページでは、主要な腫れの原因を豊胸術別にまとめています。

胸が腫れてしまった時に適切な対応ができるよう、万が一の際の備えとしてご一読ください。

シリコンバッグ挿入法

術後の炎症反応

女性

バッグ豊胸を受けて出現しやすい腫れがこのタイプですが、1週間ほどで治まります。体内にバッグを挿入した後の経過として、胸全体や傷跡周辺が腫れるような感覚があります。

その間はバストサイズが大きすぎるように感じたり、左右差が出たりすることもありますが、徐々に想定の大きさになっていきます。

腫れが引くまでには個人差がありますが、1〜2週間で落ち着くことがほとんどです。その期間よりも長引いていると感じましたら、クリニックまでご相談ください。

対策方法

腫れをしっかりと抑えるためには、圧迫固定の継続が第一です。圧迫はバッグ位置のキープや内出血軽減のためにも必要ですので、必ず行ってください。

また、術後の喫煙や飲酒は傷跡の回復を左右するため、1~2ヵ月程度お控えください。

血液の溜まり(血腫)

バッグの周辺が出血し、血液が大量に溜まって腫れる「血腫」という症状があります。血液の影響で紫色がかった内出血が出たり、場合によっては痛みや熱を伴ったりすることもあり、放置すると「カプセル拘縮」を引き起こすリスクが高まってしまいます。

血腫は自然に治まるものではありません。長引くようであれば、すぐにお問い合わせください。

対策・治療方法

インディバ

血腫が起こらないようにするためには、正しく圧迫を行う必要があります。包帯圧迫は3日間継続していただき、その後は専用の圧迫下着で1ヵ月間の圧迫固定を継続します。カウンセリング時には術後のマッサージのやり方についてご説明をし、ご自宅で流れを再確認できる資料もお渡ししています。

さらにガーデンクリニックでは、必要に応じてインディバ(高周波温熱療法)を使ったアフターケアを行い、血腫やカプセル拘縮を防止しています。

血腫が起こってしまったという場合は、なるべく早く診察と治療を受けることが重要です。

感染症・化膿

赤みや熱感が続いている場合や、一度引いた腫れがまた強く出てきた場合は、感染症の疑いもあります。上記の血腫を放置したり、傷口から雑菌が入ったりしてしまうと、こうした感染を引き起こしかねません。また、傷口が化膿すると跡が残りやすくもなってしまいます。

感染症の対策・治療方法

衛生面の整った環境で手術をすることが第一ですが、仮に術中は無菌状態でも、治りかけの傷口に細菌が付いて化膿に繋がることなどもあります。術後には傷口を消毒する塗り薬を処方しますので、抜糸までの7日間は継続して消毒を行ってください。また、傷口には触りすぎないようにし、常に清潔を心掛けましょう。

感染症になってしまった場合、抗生物質等の服用による治療や、一度バッグを抜去するなどの処置が行われます。放置していると胸元から全身へ菌が広がってしまうため、疑いがあればすぐにご来院ください。

脂肪注入法

脂肪壊死

脂肪壊死

バストに注入した脂肪の一部がうまく生着をしなかった場合に、脂肪壊死を引き起こすことがあります。通常、壊死した脂肪細胞は吸収されるのですが、稀に被膜というものに囲まれてしまいます。この被膜に包まれた細胞が大きくなると、炎症や痛みの原因となります。

これを放置すると石灰化という状態に進行し、レントゲンに写るほどの硬いしこりになります。詳しくはこちらのページをご参照ください。

対策・治療方法

当院では定期検診を実施し、患者様のバストを美しく保つためのアフターケアを徹底しており、生着の状態や経過を随時確認しています。

なお、注入する脂肪に不純物が混合していると、脂肪壊死のリスクが高まることが報告されています。当院でご案内している「コンデンスリッチ豊胸」や「ピュアグラフト豊胸」といった、精製した脂肪を注入する施術ならば、脂肪壊死やしこりのリスクを低減させることができます。

壊死した細胞やしこりができてしまっても、吸引や切開といった方法により除去できます。除去せずにいると触り心地に影響を与えるので、放置せずに治療を行いましょう。

感染症・化膿

移植した脂肪は、細菌に弱くデリケートです。なおかつ激しい痛みや発熱を感じるようでしたら、感染症を引き起こしている可能性があります。傷口から雑菌が入ったという原因なども考えられますが、上記の脂肪壊死が起こっている場合も感染症にかかりやすくなります。

対策・治療方法

予防として、脂肪を無菌状態のまま注入できる「コンデンスリッチ豊胸」「ピュアグラフト豊胸」により、脂肪細胞の劣化や細菌の混入を防ぐことができます。

また、傷口への細菌付着を防止するために、術後には傷口を消毒する塗り薬を処方します。抜糸までの7日間は継続して消毒を行ってください。

感染症になってしまった場合は、抗生物質等の服用による治療が主となりますが、脂肪壊死なども見られればそちらも併せて治療していきます。

ヒアルロン酸注入法

施術箇所の治癒

腫れや痛みが起こりくいため、注射をした周辺に約3日の赤みと腫れが出る程度です。

また、注射跡の周辺が痒くなったり、稀に内出血のような青紫色になったりすることもありますが、これは針が細かな血管に当たって傷付いたような状態であり、1週間もすれば自然と目立ちにくくなっていきます。

対策方法

医師

技術の低い医師が注射を行うと、皮膚の内部が針で傷つき、腫れが出やすくなる可能性があります。実際にカウンセリングに出向いていただき、信頼のできるクリニックで手術をすることをおすすめします。

感染症・化膿

1週間を超えても腫れが消えなかったり、発熱や痛みを伴ったりする場合は、感染症の疑いがあります。あまりにも長引いているようでしたら、お早めにクリニックへご相談ください。

対策・治療方法

他の施術方法と同様、治りかけていた注射の跡に細菌が付き、そこから化膿に繋がることもあります。施術箇所は清潔にするよう心掛けてください。

長引く場合の放置は危険

会話

手術から数週間から数年が経っているにもかかわらず、突如胸が腫れだした・熱や赤みといった違和感があるという場合は、内部で何らかの炎症が起こっている可能性は高いです。

また、何年も前に行った手術でも、何らかの原因により数年後に炎症が起こることもあります。

自己判断で放置するのは危険ですので、必ず医師へご相談ください。

他院修正も承ります

医師

過去に手術をした胸が突然腫れてしまっても、閉院や転居、医師への不信感などといった事情で、手術を行ったクリニックへ相談できない方もいらっしゃるでしょう。

ガーデンクリニックでは、他院修正も承っております。他院で挿入したシリコンバッグの抜去や、脂肪注入の違和感を修正したい方はもちろん、施術をやり直したい方からのご相談もお受けしますので、遠慮なくお問い合わせください。

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