脂肪吸引で取れる量について気にしている方も多いかもしれません。
ですが、実は吸引する量は、さほど重要ではなく、体重にも変化はほとんどありません。
ここでは施術でとれる脂肪の量について解説いたします。
その量は人によって違う!
結論から言いますと、人によって大きく異なります。
それを踏まえて、施術で一度に取れる量は3000~4000cc程度だと言われています。
そのため、上半身と下半身で分けて行うというように2回に分けての手術が一般的とされています。(個人差があります)。
吸引量ごとに減るサイズの目安や見た目の変化がどれほどなのかは、患者様の体質や施術可能な脂肪量によって変わってきますので、「○cm減らしたいなら○○ccの吸引が必要」と具体的に示すことは出来ません。
顔の形が一人ひとり違うように、お身体の脂肪の付き方や骨格も一人ひとりで大きく異なります。
吸引量の目安に関しましては、実際にカウンセリングでお身体を拝見し、ご希望されるお身体のイメージを共有させていただいたうえで、医師から解説いたします。
量よりも大切なこと
吸引する量よりも重要なことは、身体の全体的なバランスです。
根こそぎ取ってしまうと、皮膚は硬く凸凹になり、色素沈着して美しい仕上がりにはなりません。
さらに、取り過ぎはたるみの原因にもなってしまうため、高度な技術を持つ医師は、肌のなめらかさを残しつつ「どれほど取り、どれだけ残すのか」という仕上がりに対してこだわりを持っています。
症例写真
脂肪は軽く、体重への影響はない
施術によりたくさん除去することで、体重が大幅に減るイメージをお持ちの方もいるかもしれません。
ですが、脂肪は水に浮くほど軽く、体重に影響が出ることはほとんどありません。
あくまでもサイズダウンが出来る手段とご解釈ください。
全身の施術を行う場合
全身の施術を行う場合は、一度に吸引できる量に限度があるため、上半身と下半身で分けて行うというように2回に分けての手術が一般的とされています。
お身体の負担を抑えるためには2~4週間が必要とされており、その期間はお身体のバランスが整っていない状態になってしまいます。
ですが、ガーデンクリニックでは、手術箇所に麻酔液と生理食塩水を注入し、脂肪細胞を浮かび上がらせて吸引します。
麻酔液・生理食塩水の注入と脂肪細胞の吸引を繰り返すことによって、お身体の負担を軽減した手術が行えるのです。
そのため、当院では取れる量に制限を設けることなく1日で全身の施術が可能です(極度の肥満を除く)。
全然効果がない?術後なのに太って見える現象
術後は、腫れやむくみが出やすい状態になっています。
強い痛みやむくみは通常約3日~1週間でおさまることが多いです。
このむくみを「太った」「効果がない」と感じられる方もいますが、むくみが落ち着くまで待ってみましょう。
また、むくみを予防するためにも、クリニックから指定を受けた期間は、必ず圧迫固定をしてください。
当院の場合は、術後の検診は勿論、無料のインディバマッサージを3回受けていただくことが可能です。
インディバマッサージはダウンタイムの不快な痛みやむくみを緩和する働きに期待されています。
吸引可能なのは、皮下脂肪のみ
内臓脂肪は吸引できません。
皮下脂肪しか除去できないのは、明確な理由があります。
内臓脂肪は内臓周辺に蓄積しており、筋肉の下までカニューレ(吸引管)を挿入することは非常に危険で外科的に取り除くことは不可能とされているからです。
2つの比較
皮下脂肪と内臓脂肪の特徴には大きな差があります。
皮下脂肪 | 内臓脂肪 |
---|---|
|
|
除去する方法
上図でご覧いただいたように、2つは全く性質が異なります。
内臓脂肪は、本来身体を動かすエネルギーとなるために蓄積されたものですから、健康的な食生活や適度な運動をするようになると徐々に減少していきます。
つまり、食事による摂取カロリーと運動による消費カロリーに着目して生活していれば、増加を防ぐことができるのです。
まとめ
今回の内容をまとめてみましょう。
- ・吸引量は人によって異なる
- ・大切なのは、身体のバランスを整えること
- ・体重はほとんど減らない
- ・吸引可能なのは皮下脂肪のみ
脂肪吸引は体重を減らす方法ではなく、彫刻のように美しい身体を作り上げる方法です。
もし高い技術力とアフターフォローのある安心の施術をご希望される場合、ぜひ当院の無料カウンセリングにお越しください。全力でサポートさせていただきます。