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【脂肪吸引】ドクターコラム

脂肪吸引による
体重や体脂肪率の変化

脂肪吸引による体重や体脂肪率の変化

最終更新日:(公開日:
監修者:理事長 大庭英信

当院がご用意している痩身術には、大きく分けて2つの種類があります。「切らない痩身治療」と「脂肪吸引」です。
恐らくご想像の通りの違いで、施術の際にメスを入れるか入れないかで分けられます。この違い
で効果に差があるのか、比較してご紹介いたします。

比較

切らない痩身治療脂肪吸引
方法脂肪溶解注射や、リポセル、タイトスカルプティングなどを使用皮膚をほんの5㎜ほど切開し、そこへ細いカニューレという吸引管を挿入。脂肪を吸引する外科的手術
効果
  • 部分痩せができる
  • 徐々に効果が見え始める
  • 1度に除去できる脂肪は多くない
  • 部分痩せができる
  • 広範囲にアプローチが可能
  • 1度の施術で効果が見込める
術後
  • 痛みや腫れが軽減される
  • 傷跡がさほど残らない
  • ダウンタイムがほとんどない
  • 吸引後に増殖するコラーゲンによって皮膚の引き締め効果が期待できる
  • 患部の圧迫固定が必要
  • デスクワークなどは翌日からOK
適応箇所
  • 全身(タイトスカルプティング)
  • 顔を除く四肢体幹(脂肪溶解注射リジェンスリム、リポセル)
  • 顔(脂肪溶解注射BNLS)
  • 全身
施術イメージ

施術イメージ

施術イメージ

どのような人にどのような施術が向いているのか

手術が怖いという方には切らない痩身治療が向いているでしょう。

また、まとまったお休みを取れない方、徐々に痩せていきたい方などにもおすすめです。

対して、1度の施術で効果を得たいという方、気になる箇所が広範囲に及ぶ方などは脂肪吸引をおすすめいたします。

術後少しの傷跡が出来るものの、時間の経過とともに皮膚に馴染んでいきますし、手術中の痛みは局所麻酔、あるいは静脈麻酔によってほとんど感じません。

ダウンタイムを軽減できるシリンジ法での手術のため、早期的な日常生活への復帰が見込めます。

また、次項で詳しく説明いたしますが、痩身治療や脂肪吸引では体重にほとんど変化はありません。

“痩せる”ということを体重や体脂肪率の減少だと考えている方には、医師やパーソナルトレーナーとともに取り組める「マグマトリートメント」や「ダイエットピル」がおすすめです。

脂肪吸引や痩身治療で減るのはサイズだけ

見た目に差が出ます

脂肪細胞は、水にも浮くほど軽い組織です。

当然、太ももやお腹のみの手術をした場合と全身の手術をした場合では、全身の方が体重は減ります。

けれども、見違えるような身体の軽さを実感できるほどの脂肪を取ることは、ダウンタイムの長引きや後遺症の原因になる可能性があります。

よって、体重を減らしたいとお考えの方でしたらカロリー摂取量を見直し、適度な運動を心がけるダイエットをされた方が、効率的な“痩せ”を目指せるでしょう。

体脂肪にもさほどの変化はない

手術で除去できるのは皮下脂肪です。

それに対し、体脂肪率はおおよそ内臓脂肪に左右されているので、術後の変化はほとんどありません。

もちろん、全く変化がないわけではありませんが、代謝を上げて運動をした方がより低下が見込めます。

脂肪吸引はリバウンド“しにくい”痩身法です。

しかしながら、残った脂肪が膨張しないとは限りませんし、除去できない内臓脂肪が増えないわけでもありません。

太りやすい生活を術後も続けていたり、手術を機に食べたいものだけ食べていたりしては当然リバウンドします。

“痩せる”ということを体重や体脂肪率の減少だと考えている方には、医師やパーソナルトレーナーとともに取り組める「マグマトリートメント」や「ダイエットピル」がおすすめです。


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