診療時間 10:00〜19:00(年中無休)

肌でカバーする タトゥーの
皮膚移植

タトゥーの皮膚移植

タトゥーの皮膚移植とは

皮膚を除去し、目立たない箇所(お尻や太もも)から皮膚を採って移植する方法です。就職活動など消したい期限が迫っている方や、短期間で消したい方にオススメです。

こんな方にオススメ!

  • 広範囲であるが少回数で消したい
  • 就職活動など、消す期限が迫っている

例えば就職等で、いつまでに消さなければならないといけない、というような期限があって、広範囲である場合に適しています。剥削法だけでは消しきれない深い層まで色素が浸透している場合や、削った部分の傷を早く治したい場合はおすすめです。

症例写真


移植による除去

広範囲に入っている場合でも短期間で消すことができます。部位にもよりますが、指を含めた手のひら4~5枚分くらいの面積のものであれば、1回の治療で除去可能です。静脈麻酔の使用により、入院の必要はありません。

通常、インクは真皮の深層まで到達していますが、プロの彫り師によって入れた場合、脂肪のあたりまでインクが入っていることがあります。そうなりますと、削皮(アブレーション)で除去し切ることは困難ですし、レーザー除去でも多少時間がかかってしまう場合があります。

刺青を切除したところは、皮膚がないわけですからそのままにしておいても治りませんし、仮に治ったとしても数ヵ月から半年以上もかけて傷の処置をし続けなければなりません。しかし、植皮術で皮を植えてしまえば1週間程度で定着し、手術から2週間程度で安定します。

皮をいただく箇所はドナーサイトと言いますが、その部分の設定は、ももの上の方や、お尻、背中など目立ちづらい場所から採取可能です。薄く皮をいただくだけですので、ドナーサイトは早い人で1週間で治癒します。多くの人は2週間程度で皮が再生します。

メリット・デメリット

メリットは、広範囲な刺青を1回の治療で除去できることです。また、静脈麻酔の使用により、日帰りでの手術が可能になります。

デメリットは、ドナーサイトを含めて、元のまっさらな状態にすることはできないということです。そして、レーザー処置と違って、皮が定着するまでの1週間程度は、患部をかばいながらの生活をしなくてはなりません。

当院では、なるべく患者様の生活や仕事を阻害しないような手術を心掛けています。カウンセリングでは、具体的な生活の様子を伺って、術後のこと等を詳しくアドバイスします。

ドナーサイトの回復について

移植した箇所は、まったく正常な状態になるわけではありません。植皮はシート植皮とメッシュ植皮に分かれます。シート植皮はその名前の通り、薄く削いでいただいた皮膚をそのまま貼付ける植皮です。メッシュ植皮はいただいたシート状の植皮片を機械でメッシュ加工して植皮する方法です。面積を拡大して使用できますので、少ない植皮片でも広いエリアを覆うことができます。

シート植皮の方が整容的には優れていますが、手術後の安静が守れて、かつ植皮面積が狭い人に限られます。反対に、メッシュ植皮はシート植皮よりは安静が厳密でなく、また広範囲な植皮面積にも対応できます。いずれの植皮も、手術後約1週間で生着します。

この頃は、所々にかさぶたがついている場合があります。2週間くらい経ってシャワーで洗いながしているうちに、乾いた皮やかさぶたが取れ、少し赤黒いような状態になります。1~3ヵ月くらい経つと赤みが次第に薄れ、肌色から少し濃い色になり、半年~1年程度かけて肌色に馴染んできます。

ただ、周囲の正常な皮とは違う皮になりますので、傷跡としては面で残ります。ドナーサイトは1~2週間すると皮が再生します。再生したての皮は、ピンクから赤みがかった色です。反応が強い人はその後、3ヵ月くらいまで赤くなり、茶色く色素沈着することがありますが、半年~1年くらいで次第に肌色に馴染んできます。