豊胸を受けると傷跡が残る!?
原因と防ぐ方法
「小さい胸にコンプレックスがある」「セルフケアやトレーニングを頑張っても、十分なバストアップにならない」という悩みから、豊胸手術を受ける女性の方が多いものです。その反面、「手術後に傷跡が残るかもしれない」と思い、手術を躊躇される方も少なくありません。
しかし、傷跡ができる原因や場所、なるべく目立たなくする方法を知っていれば、手術に対する不安は解消されます。
施術による違い
豊胸術には、大きく分けて「シリコンバッグ」「脂肪注入法」の2種類があります。方法やバストアップできる大きさが異なるために、傷口ができる大きさへ違いが生じます。希望する乳房の大きさやダウンタイム、傷口の大小を比べて受けたい施術を見つけてみましょう。
シリコンバッグ | 脂肪注入法 | |
---|---|---|
方法 | モティバやセレフォームのバッグを乳腺または大胸筋の内側に挿入 | サイズダウンしたい箇所から脂肪を吸引し、バストに注入 |
バストアップの目安 | 2~3カップ | 1~1.5カップ |
ダウンタイム | ダウンタイム 乳腺下法:約4日 大胸筋下法:約7日 約7日 ほとんどなし | 約7日 |
傷口 | 脇のシワに沿って3~5㎝程度 | 乳房の下や脇の下に3㎜程度 |
脂肪注入豊胸
脂肪注入は、お腹や太ももなどの箇所から脂肪を吸引し、バストに注入します。バストアップと部分痩せを実現できるだけでなく、リアルな見た目と感触を手に入れることができる治療法です。
通常、脂肪注入の傷跡は、バストと脂肪を吸引する箇所の2点に発生します。
当院では、脂肪吸引をするときにカニューレという極細の吸引管を使うため、吸引による傷跡は虫刺され程度で済みます。また、バストの傷跡も注入器によるものだけなので、3mm程度と大変小さいのがポイントです。さらに注入は、乳房の下や脇の下などもともと目立ちにくい箇所から行うため、傷跡の心配をする必要はありません。
シリコンバッグ豊胸
シリコンバッグ豊胸とは、バストにシリコンバッグを挿入してバストアップにつなげる方法です。理想の大きさやカタチを自由に選べるシリコンバッグは、メリハリのあるバストを形成できます。
シリコンバッグ豊胸は、最低でも3㎝程度のバッグ挿入口が必要です。当院では脇のシワに沿って挿入口をつくり、そこからバッグを入れていきます。
切開する部位はバッグの大きさや位置、さらに患者様のご要望や体型などを考慮して4ヵ所から選択します。
腋窩切開
脇の下のシワに沿って切開し、そこからバッグを挿入します。この方法は、バッグを乳腺下に入れる場合と大胸筋下に入れる場合のどちらにも対応可能です。脇の下にはシワがたくさんあり、その中の1本として紛れるような傷跡になります。
乳房下溝切開
乳房の下にできるシワに沿って切開する方法です。乳房下垂のある方や元々バストがある程度大きい方は、バストによって傷跡が隠れるため、この方法を取ることがあります。
傍乳輪切開
乳輪に沿ってバッグの挿入口を作ります。この方法では日本人を始めとする黄色人種の方には傷口が見えやすい手法である点や、大胸筋下へ挿入することが困難であるという点から、敬遠されることが多いと言われています。
側胸部切開
美容的メリットがなく、美容外科ではほとんど行われていません。
ガーデンクリニックでは、主に「腋窩切開」による切開を行い、元からバストが大きめの方や乳房下垂のある方には乳房下溝切開を行う場合もあります。
いずれの方法にしても、脇の下や乳房下のシワに沿って切開していくために傷口が目立つこともなく、術後6~12ヵ月程度で周りの皮膚と馴染んで傷跡がほとんど見えなくなっていきます。
傷跡が目立ちにくい豊胸手術を受けるには?
豊胸手術は、環境や医師を慎重に選ぶことが大切です。手術は時間やお金はもちろん、患者様の身体的な負担は避けられません。できる限り傷跡の心配を払拭するために、以下のポイントに注意しましょう。
1.経験豊富な医師を選ぶ
担当する医師の技術力次第で、傷跡の大きさや気にならなくなるまでの期間は異なります。
美容外科医院・クリニックのホームページを確認すると、医師の経歴や実績が書かれています。経験や実績の多さ、豊胸へのこだわりなども書かれていますので、手術を決める前に必ず読んでおきましょう。
2.誠実なカウンセリング
事前のカウンセリングや診察にて傷跡に関しての説明が十分にされているかどうかも重要です。傷跡が目立たなくなるまでの期間・大きさ・実際の見た目など具体的な説明をしてくれる美容外科医院・クリニックを選ぶのがいいでしょう。
傷跡が目立ちにくい豊胸手術を受けるなら、ガーデンクリニックにご相談ください
ガーデンクリニックでは、シリコンバッグと脂肪注入による手術をご用意しております。傷跡が心配されるシリコンバッグにおいても、数か月程度で目立たなくなる処置が可能です。手術前には十分なカウンセリングの時間をとり、傷跡についての疑問や不安な点に詳しくお答えします。