ワキガは改善できる!?
予防やケアなど対策まとめ
ワキガは自分でも気になるときがあり、ましてや他人から指摘されると、仕事や学校などで気まずい思いをしてしまいます。ワキガの原因には遺伝的なものや体質的なものがありますが、予防やケアなどの対策をしていれば、しっかりと軽減することができます。
今回の記事では、予防法からセルフケア、医療機関で行われる治療など、ワキガの対策について解説します。
ワキガの予防法
自分でも周りもはっきりと気づくレベルなら医療機関の治療が必要ですが、そこまで気にならないレベル、生理中や妊娠中など一時的に気になるレベル、ストレスや生活習慣の変化によって一時的にワキガが強くなっている場合では、予防によって臭いを軽減することが可能です。
1. デオドラント商品を使う
薬局や市販で買えるデオドラント商品には、発汗を抑制するタイプ、臭いを軽減するタイプなど、さまざまなアプローチからワキガ対策ができるケア用品が揃っています。スプレーやローション、パウダーなど、つけるタイプも皮膚の状態や好みによって選べます。
外出前や人と会う前にデオドラント商品をワキに塗っておけば、汗やワキガを軽減できます。まずは手軽な対策として、デオドラント商品を持っておきましょう。
2. ワキをケアする
ワキ毛の量が多い方、汗をかきやすい方は、ワキガになる可能性が高いです。ワキ毛が多い方はムダ毛処理、汗をかく方はこまめに汗を拭くことをおすすめします。
ワキの状態からもワキガの強さが大きく変わるため、ワキはしっかりとケアしましょう。
3. 生活習慣を整える
高カロリーな食事、運動不足、飲酒・喫煙の習慣がワキガの原因となるケースも少なくありません。脂質が多い食事をしている場合は低脂質に切り替える、運動不足の方は運動の習慣を作るなど、原因に合わせた対策を始めましょう。飲酒や喫煙の習慣がある方は、減らすかやめるかで対策をする必要があります。
医療機関でのワキガ対策
それほど深刻ではないワキガには上記のような対策で十分ですが、自分もまわりもはっきりと気づくようなワキガには医療機関での治療が必要です。
医療機関でのワキガ治療には、切開手術を伴う方法と注射による方法、専用の機器による方法があります。
1. 切開手術によるワキガ治療
切開手術では、ワキを小さく切開し、ワキガの原因となるアポクリン腺とエクリン腺、皮脂腺を切除します。切開法には『コンプリートトリートメント法』『ダブルトリートメント』法があり、ワキガの程度によって方法が異なります。
1. コンプリートトリートメント法
コンプリートトリートメント法は、重度のワキガの方に適切な方法です。汗を出すエクリン腺と皮脂腺、臭いの原因であるアポクリン腺を、医師が一つずつ取り除きます。デオドラントやボトックス注射と異なり、手術による変化が長続きすることがメリットです。
切開も3~4センチ程度で済み、手術は1時間程度で終わります。傷跡は目立ちにくく、比較的スムーズに日常生活に復帰できます。
2. ダブルトリートメント法
中度のワキガの方に適した方法です。ワキに小さな穴を切開し、専用のカニューレでアポクリン腺とエクリン腺を吸引します。コンプリートトリートメント法よりも取り除ける範囲が小さくなりますが、軽いワキガの方なら十分な変化を期待できます。
3. ボトックス注射
ボトックス注射は、汗を抑える働きがある『ボツリヌストキシン』をワキに直接注入する方法です。切開をする必要がなく、またダウンタイムもほとんどないため、手術に抵抗がある方に選ばれています。しかし、ボツリヌストキシンの持続力は永続的ではないため、定期的に注射を受ける必要があります。
4. ビューホット
ビューホットとは、臭いの原因となる部分だけを取り除く、ワキガ治療専用の機器です。ごく細い針を当て、ワキ全体に熱を照射し、アポクリン腺とエクリン腺にアプローチします。切開する必要がなく、1~2回の施術でワキガの症状を改善し再発リスクまで抑えることができます。切開手術や注射とは異なる方法となりますが、ビューホットは、「短期間で確実な変化を実感できる」「痛みやダウンタイムがほとんどなく少なく、当日または翌日から日常生活に復帰できる」「多汗症の改善もできる」「傷跡が目立たない」など、というメリットが多い治療なのです。
ワキガの対策を考えている方は、ガーデンクリニックにご相談ください
ガーデンクリニックでは、切開手術やボトックス注射、ビューホットによるワキガ治療を行っております。特にビューホットでは認定クリニックとして、他院やほかの医師に直接指導するほど、高い技術を持っていると自負しております。
ワキガを解消し、コンプレックスから自由になりたい方は、ぜひ当院にお問い合わせください。