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お子様に子供のワキガ治療

子供のワキガ治療

子供の腋臭(ワキガ)治療

お子様の洗濯ものをしているときや汗をかいているとき…ふとした瞬間に「あれ?ワキガの臭いがする?」とお子様の臭いが気になるとお悩みではありませんか?
また学校で臭いを指摘されたり、自分自身で悩んでいたり…。
大人だけでなく子供でもなります。

一般的にワキガになり始めるのは第二次性徴を迎える10歳~12歳以降です。
その時期からアポクリン腺が発達し始めるため臭いが発生します。
第二次性徴というのは簡単にいうと大人になりはじめる時期のことであり、男性・女性ホルモンの分泌が増加し体つきが変わってきます。
男性よりも女性のほうが早くはじまり、また最近では食生活の変化などが原因で第二次性徴が低年齢化していると言われており、早い人では7~8歳から始まることもあります。
遺伝するので、ご両親にワキガの方がいるのであれば、お子様にも症状が出る可能性は高くなります。その他にも耳垢が湿っていたり、洋服のワキの部分に黄ばみができていたりすれば、可能性はさらに高くなります。

子供がワキガかなと思ったら…

お子様に症状がある場合にどうするか、というのはご両親にとって非常に悩ましい問題です。
というのも子供のうちはニオイが原因でいじめにあったりすることもあるからです。
また小さいうちから手術をさせるのも不安でしょう。まずはクリニックに相談し、ドクターの説明を受けることをおすすめします。

まだ小学生の低学年であればニオイもそう強くはないので、デオドラントスプレーなどの対応で十分だと思われますが、お子様が成長するにつれてニオイが強くなるようであれば、手術を考慮してもよいと思われます。
目安としては第二次性徴が終わる高校生くらいがよいでしょう。
それ以前だと、アポクリン腺が発達途中であるので、手術をしても再発する可能性があるからです。
軽度であればボトックス注射を打つことで汗を減らすことができますし、重度であっても現在はビューホットという、切らずに治す機器も開発されています。
ビューホットであれば、ダウンタイムや重大な後遺症がありませんので、もし悩んでいらっしゃるようであれば一度カウンセリングにお越しいただければと思います。

原因

脇の下にはアポクリン腺、エクリン腺、皮脂腺という分泌腺があります。
このうちアポクリン腺から分泌された汗が、臭いの原因となり子供に対しても同じと言えます。
人間の汗にはエクリン腺から出る汗と、アポクリン腺から出る汗があります。

このうちエクリン腺は全身に分布しており、その成分も水分と塩分からなっています。
一方アポクリン腺はワキ、耳の中、乳首、性器周辺など特定の場所に存在し、アポクリン汗腺から出る汗は、脂肪、色素、鉄分、蛍光物質、アンモニアなどが含まれています。
この汗そのものの臭いはなく無臭ですが、含まれている成分を皮膚の常在菌が取り込んで分解すると、臭いが発生します。

発生時期

幼少期ではアポクリン腺はあまり活動していませんが、思春期になるとホルモンの影響などで代謝が活性化して、皮脂腺や汗腺の働きが活発になってきます。
このためアポクリン腺の働きも活発になり、子供においても臭いが発生します。

親から遺伝する?

一般的に優生遺伝形式で遺伝するものと考えられています。

父親か母親の一方がワキガの場合、遺伝する確率は5割と言われており、両親共の場合は8割と言われています。
アポクリン腺の成長は思春期の頃に活発になるため、この頃に自覚する場合が多いようです。

思春期は、精神的にも不安定な時期です。
気になる方は早めの検査をおすすめします。

何歳からワキガになる?

ニオイが気になり出す時期

一般的には思春期の脂腺が活発になるころ、つまり腋毛の生えるくらいの年齢から症状を自覚する子が多いと言われています。

しかし症状の程度は個人差があるため、早い人は小学生ぐらいから症状が出ます。

また遅い人では20代後半になってから症状が出たという人もいますので、発病の年齢は様々です。
子供だったとしても、臭いが気になった場合は早めに受診していただくのがいいかと思います。

可能な手術

手術可能な時期

一般的に思春期ころより皮脂腺や汗腺が活発化するため、臭いの自覚症状が出ると言われてきました。
しかし近年、成長・食生活の変化などにより小学校くらいのお子さんでも症状を訴えられる方が増加してきています。
アポクリン腺やエクリン腺は思春期までは切除しても再発する可能性があるため、手術療法は思春期以降に行うほうがよいでしょう。

手術の種類

1.コンプリートトリートメント

汗のもととなるエクリン汗腺と皮脂腺、臭い発生のもととなるアポクリン汗腺を、直視下に切除する方法です。

コンプリートトリートメント法について

汗のもととなるエクリン汗腺と皮脂腺、臭い発生のもととなるアポクリン汗腺を、直視下に切除する方法で、熟練の医師が肉眼で汗腺を1つずつ確認しながら、直接全て取り除く方法です。
手術可能な時期はアポクリン腺、エクリン腺の発達が落ち着く思春期以降がよいでしょう。

メリット

直接目で見て切除するため、取り残しの心配がなく、再発の可能性が格段に低くなります。
手術は1時間程度で終了し、施術自体もわきの下のシワに沿って3~4cmほどカットして、その創からアポクリン腺を除去します。
完全に臭いと汗の悩みから解放されたい方や、他クリニックで治療を受けて効果に満足出来なかった、再発してしまったという方も安心して受けていただけます。

リスク

手術をして1週間は、脇の下をしめたまま生活をしなくてはなりません。
運動部であればお休みが必要です。体育の授業も手術後1週間はお休みとなります。
非常に稀ですが、手術当日に『血腫』と言って皮下に血が溜まることがあります。
血腫ができた場合腫れと痛みが強くなり、場合によっては手術翌日に取り除く処置を要することがあります。

ダウンタイム

日常生活への復帰

術後1ヵ月程度患部につっぱり感を覚えることがありますが、3ヵ月以降徐々に軽快していきますのでご心配はいりません。
脇の下は、色素沈着といって、茶色くなります。
1年くらいは色味などが残ることになります。


2.ダブルトリートメント法

わきの下に小さな傷を空け、吸引管(カニューレ)を使ってアポクリン汗腺とエクリン汗腺を吸引して汗腺を取り除きます。

ダブルトリートメント法について

わきの下に小さな傷を空け、吸引管(カニューレ)を使ってアポクリン汗腺とエクリン汗腺を吸引して汗腺を取り除く方法です。

メリット

吸引管でアポクリン腺、エクリン腺を取り除くため、皮膚切開が5mm程度とコンプリートトリートメント法と比較して小さいキズで済みます。
またダウンタイムが短く、日常生活もほとんど支障がありません。

リスク

汗腺を完全除去できるわけではないので、重度の症状の方よりも中等度の方におすすめです。
またコンプリートトリートメント法と同様に非常に稀ですが、手術当日に『血腫』と言って皮下に血が溜まることがあります。

ダウンタイム

日常生活への復帰

術後1ヵ月程度患部につっぱり感を覚えることがありますが、3ヵ月以降徐々に軽快していきますのでご心配はいりません。


3.ボトックス法

ボトックスを注入して、エクリン腺から出る汗を一時的に止めます。
軽度の方や多汗症と併発している方には効果的です。

ボトックス法について

ボトックスは末梢の交感神経の働きをブロックすることで、注射部位の発汗を抑えます。
汗の量を減らすことで、臭いの軽減に有効です。
手術が適応になりにくい思春期前の子供にも安全に使用できます。

効果・メリット

メスを使わず、注射だけで完結できるので傷跡が残りません。
またダウンタイムもほぼなく、気軽にできる方法の一つです。
ボトックス注射の効果は、通常2~3日で現れ、1~2週間で効果が安定します。

リスク

ボトックスの効果は永続的ではないため、3ヵ月から6ヵ月に一度の注射が必要となります。

ダウンタイム

日常生活への復帰

稀に内出血する場合がありますが、約2週間で内出血もほとんど吸収されます。


4.ビューホット

2014年秋の導入以降、当院でも好評を頂いているのが、切らない治療のビューホットです。
片脇10~15分程度で完了でき、再発の可能性が非常に低いといわれている方法です。

ビューホットについて

ビューホットとは針先から熱エネルギーを放出することで、アポクリン腺、エクリン腺を破壊する多汗症、腋臭症専用機器です。

2014年秋の導入以降、当院でも好評をえております。
高周波の極細針を刺すだけなので、思春期前の子供にも安心して使用できます。

効果・メリット

ビューホットは高周波の極細針を装着したカートリッジを皮膚の上から当てるだけですのでワキの下を切らずに治療が行えます。
ビューホットは1回で90%以上、2回で98%のかたが満足されているというデータも有り、非常に有効な方法です。
両脇で20分から30分前後で終わります。
ダウンタイムがほとんどなく、術後の圧迫固定や日常生活の制限もありません。

流れ

1. マーキング

カートリッジをもれなく当てていくために、ワキの下全体を升目状にマーキングします。

2.麻酔・冷却ジェルを塗布

マーキングした部位に局所麻酔をして、予め冷やしておいたジェルをワキのした全体に塗布します。
麻酔については、痛みなく治療を受けて頂くように調合した局所麻酔を使います。
年齢によっては静脈麻酔が使用できます。静脈麻酔で施術した場合は無痛で施術可能です。

3.高周波を照射

升目状のマークに沿ってもれなくビューホットを照射していきます。
照射時間は片脇10分ほどです。

4.術後

終了後は赤いポツポツとした照射痕が全体に出ますが、次第に色が馴染んでいき、約1ヵ月程できれいになくなりますので、傷痕が気になる方でもご安心ください。

リスク

術後に針跡が赤く残りますが、徐々に目立たなくなり、1~3ヵ月程度で消失します。

ダウンタイム

日常生活への復帰

ごく稀に色素沈着を起こすことがありますが、3~6ヵ月程度で徐々に軽快していきます。

自宅でできる対策

汗が皮膚の雑菌により分解されることで臭いが生じます。
このため自宅でできる対策としては、遊びやスポーツなどで汚れがちである子供のワキの下を清潔に保つこと、制汗剤、殺菌作用のある薬剤などを使用することが上げられます。
例えば市販のデオドラント製剤で低刺激なものやミョウバンなども試してみるのもよいでしょう。
また皮脂腺から出る油脂成分はアポクリン汗腺とエクリン汗腺を発達させ、脇の臭いと汗の臭いを強くしてしまいます。

効果的な薬

効果的な薬としては塩化アルミニウム液、サリチル酸アルコール液、タンニン酸アルコール液などがあります。
ワキに塗布するだけなので最も簡単な方法といえます。
たしかに症状が軽度の場合は効果がありますが、皮膚刺激性やタンニン酸のように着色を引き起こすものもあり、子供の弱い肌には使用しづらい場合があります。
肌にあったものを使用するのがよいでしょう。
またワキガに対する薬物治療は対症療法なため、ずっと継続しなければならず、生活環境によっては継続が難しい場合もあります。

子供の場合、その子に合わせた方法を考えることが重要で、ガーデンクリニックでは傷跡の残らないビューホットをはじめ、多くの経験があります。
お悩みの方は一度、カウンセリングにお越し下さい。

■ミョウバンの体臭予防法

ミョウバンとは古くから制汗剤として使用されており、アトピー性皮膚炎などの肌の弱いお子さんにも使える安全なものです。
臭いはアポクリン腺からの汗が皮膚の常在菌により分解されるために発生します。

■ミョウバンスプレーの作り方

使用方法としてはミョウバン50gを水道水1.5Lに入れて、一晩かけて溶かします。
これを10~20倍に薄めたものを、ワキに直接スプレーで吹きかける、もしくはガーゼに含ませてワキを拭くなどの方法があります。

■ミョウバンの効果

ミョウバンは水に溶けると酸性を示すため、殺菌作用があり、また制汗作用もあるため、臭いの原因の汗と常在菌の両方を防ぐことができます。

食生活の見直し

動物性脂肪を多く摂りすぎると皮脂腺の働きが活発になり、臭いを強くする要因になりますので、良質の植物性脂肪を摂取するようにするといいでしょう。
このように食生活の改善で臭いを予防できる可能性があります。
気になる方は、一度食生活を見直してみることをおすすめします。

これらのことに注意しても臭いが気になる場合もあります。
その場合は一度医師に相談して、診断してもらうように下さい。
ワキの臭いの悩みを解決する糸口として医師によるカウンセリング等を受けることをおすすめします。
治療を行っているクリニックは多数あるので、信頼できるクリニックで不安や疑問に思っていることを聞いてみてください。