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【エイジングケア】ドクターコラム

男性向けの
エイジングケア

エイジングケアは、お悩みの状態に合わせた方法でなくては意味がありません。無論、男性と女性では身体の作りが異なりますから、適したケアにも少々違いが出ます。では、一体男性にはどのような方法が適しているのでしょうか。

老け顔・疲れ顔になる原因

それは「たるみ」と「シワ」です。

目の下のたるみはゴルゴ線や目の下のクマを発生させ、頬のたるみはほうれい線やマリオネットラインを生み出します。そして額や眉間、目尻のシワは、無表情の時でも常に刻まれてしまうようになります。原因となるのは、主に以下の4つです。

  • 加齢や紫外線等による真皮層の衰え
  • 表情筋の衰え
  • 皮下脂肪の萎縮、下垂
  • 肌の乾燥

もちろん、女性にも当てはまりますが、男性の方がなりやすいと言われています。それは、コラーゲンやエラスチンの繋がりを破壊しやすい環境にあるためです。その男性特有の環境は、こんな生活習慣から作られています。

過度な洗顔や不十分なスキンケア

男性

皮脂量が多い男性の肌は、女性の肌の半分ほどの水分量しか保持していないと言われています。お肌のべたつき(皮脂)に悩む方も多いでしょうが、それこそが乾燥している証拠。皮脂を落とそうと過度な洗顔をしたり、スキンケアを怠ったりすると肌が乾燥し、肌の水分や弾力を失わせる原因になってしまいます。

髭剃りを頻繁に行う

シェーバー

髭剃りは、髭とともに保湿や保水の役割をしている皮膚表面の角質層まで削り取ってしまい、肌の乾燥を引き起こす恐れがあります。

嗜好品を好む

お酒とたばこ

タバコやアルコールはコラーゲンの生成を補助するビタミンCを破壊してしまう働きがあります。結果として、肌のハリや弾力性を喪失させる原因となります。

紫外線対策の不足

紫外線

真皮層まで到達する紫外線は、コラーゲンやエラスチンを破壊します。

以上の生活習慣によって、男性の方が老け顔・疲れ顔になりやすいとされています。言い換えれば、本来徹底的なスキンケアやエイジングケアが必要なのは、男性の方であると言っていいかもしれません。

セルフで出来る老け顔・疲れ顔対策

あらかじめ原因となった生活習慣に反する行動をしておけば対策になります。それに加え、質の良い睡眠や正しい姿勢、適度な運動も予防になります。原因となる生活習慣に心当たりのある方は、まず生活習慣を改め、正しい方法で対策をしてみましょう。

スキンケアを怠らない

スキンケア

ゴシゴシと力を入れて洗顔すれば皮脂や汚れが落とせる、という発想は正しくありません。肌は、少しの摩擦でも傷ついてしまうほど繊細です。

ぬるま湯で顔を濡らした後、洗顔料を泡立て、円を描くように優しく洗います。洗い終えたら洗顔料が残らないよう丁寧にぬるま湯ですすぎ、タオルはこすらず、優しく押し当てるように拭きましょう。

洗顔後には化粧水、美容液、乳液などでの保湿が必要です。

禁煙・禁酒

ばつ

禁煙・禁酒が望ましいですが、タバコやアルコールなどを摂取する回数を少しでも減らすことが重要です。タバコの場合は、ニコチン・タール数を徐々に減らしていくことも1つの手段です。

また、食事やサプリメントから積極的に喫煙・飲酒で失われやすいビタミンCを摂ることも、対策に繋がります。

紫外線対策

UVカット

紫外線は1年を通して降り注いでいるため、セルフケアでは常に日焼け止めの使用が求められます。日焼け止めでなくでも、日傘や帽子などでも対策が可能です。できる限り紫外線を避けるようにしましょう。

正しいシェービングをする

ひげ剃り

髭を剃る時には必ず、シェービングフォームを使いましょう。

温水で顔を濡らし、シェービングフォームを塗っていきます。毛の流れに沿って剃るのが正しい剃り方です。また、剃刀の使用はおすすめできません。使用するのは肌に直接触れない電気シェーバーをおすすめします。

ここまで自宅でできるセルフケアをご紹介いたしましたが、これらはあくまでも「対策」や「予防」。残念ながら、たるみやシワが改善される方法ではありません。既にできてしまったたるみやシワには、美容外科での「治療」がおすすめです。

男性に合ったエイジングケアの条件

結論から言いますと、男性と女性では適した治療のタイプが違います。身体の性質や特徴上、以下の条件を揃えた治療がおすすめです。

1. 皮膚の内部にアプローチする治療

エステ

男性は女性に比べて皮膚が厚くできています。そのため、フェイシャルエステやパックなどの肌表面のみへのアプローチでは不充分なのです。しっかりと改善させるならば、皮膚の中からシワ・くぼみを持ち上げる施術や、真皮や筋膜に直接作用する施術が適しています。

2. 施術時間・ダウンタイムを抑えた治療

注射

ダウンタイムとは、術後にできる傷や腫れ、内出血などが残る期間のことを言います。なかなか連休が取れない方や施術を周囲に知られたくない方にとって、このダウンタイムは経験したくないものです。

施術時間が短ければ、単発のお休みやお仕事帰りの時間を利用して受けていただけます。また、ダウンタイムを軽減できれば、周りの方にバレてしまうこともないでしょう。

3. 傷跡の目立ちにくい治療

鏡を見る男性

切開を必要とする場合、どの位置に傷ができるのかということを懸念されるのではないでしょうか。髪が短い方なら、尚更気になることかもしれません。数ヵ月で目立たなくなる傷とは言え、周囲から指摘されたくないという方には、傷跡が目立ちにくい方法やメスを使用しない方法がおすすめです。

おすすめのエイジングケア

上記でご紹介したポイントを網羅した施術を、お悩みごとにご紹介いたします。

まぶたのたるみに

眉毛下切開リフト

眉毛の下のラインを切開し、上まぶたのたるみを取ります。一重まぶたの方や目の印象を変えたくない方におすすめです。

傷跡は眉毛の下ギリギリにできるため目立ちにくく、腫れも約1週間とダウンタイムが軽減されています。持続期間は半永久的で、手術時間は約60分です。

施術イメージ

目の下のクマ、下まぶたのたるみに

スマイルリフトアイ

スマイルリフトアイ

スマイルリフトアイは、下まぶたを切らずにリフトアップさせるレーザー治療です。

下まぶたの裏側(結膜)にレーザーを照射すると、筋肉の引き締めや新たなコラーゲンの生成が促進され、目の下のたるみが改善します。眼窩脂肪の多い方にもおすすめです。

麻酔は点眼麻酔のみで、術後の腫れや痛みもほとんど感じません。眼球保護のためにコンタクトレンズのようなアイガードを装着して施術を行うため、術直後は若干目に充血が見られますが、すぐに治まります。約15分の施術で、ダウンタイムはほとんどありません。

ほうれい線、ゴルゴ線、マリオネットラインに

ニュープレミアムオートファイバー

ニュープレミアムオートファイバー

ダウンタイムを軽減しつつ半永久的な効果を期待できるのが、ニュープレミアムオートファイバーです。ご自身の身体の一部から吸引した脂肪を、シワの溝へ注入していきます。ご自身の脂肪を使用されるためアレルギー反応が出ることはほとんどありません。

ニュープレミアムオートファイバーは細い吸引管(カニューレ)を使用し、きめ細やかな脂肪の注入が可能です。細かい脂肪はコントロールが利きやすく、仕上がりに繊細さが求められる目の下のクマや頬のこけ、上まぶたの凹みなどにも使用できます。

また、脂肪が細かくなることで生着率が高まり、より自然に、より滑らかに仕上がるのもニュープレミアムオートファイバーの特徴です。

スマイルリフト

スマイルリフト

口腔内へレーザー照射して、ほうれい線やマリオネットライン、お口周りのシワを改善する施術です。口腔粘膜や表情筋に熱を与えて引き締め、リフトアップを可能にします。

スマイルリフトの長所は、高いエネルギーでの施術ができることです。従来のレーザー治療では肌の表面からの照射しか行えず、火傷の恐れもあるために高い熱エネルギーを与えることは不可能でした。一方、スマイルリフトは熱さを感じにくい口腔内からのレーザー照射が可能で、皮膚表面から照射するよりも高い熱エネルギーを与えられます。

麻酔をする必要がなく、15~20分ほどで治療が完了します。腫れやむくみ、痛みといったダウンタイムもほとんどなく、すぐに日常生活へお戻りいただけます。

表情ジワ(額、眉間、目尻、口周りの小ジワ)に

ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸をシワのある部分に注入し、シワを持ち上げます。

ヒアルロン酸は、人間の体内において肌のハリやツヤを保つ役割のある物質です。年齢とともにその生成量は徐々に減少してシワを作り出しますが、そこへ新たにヒアルロン酸を補充することで、シワを改善させます。

注入したヒアルロン酸は次第に吸収され、効果は約6~12ヵ月ほどです。長期的に効果を持続させるためには、繰り返しの注入が必要です。

施術は15分ほどで終了し、ダウンタイムはほとんどありません。

ボトックス注射

ボトックス

ボトックスには、筋肉の動きを弱める働きがあります。表情筋へ注入することで過剰な動きを抑制し、表情ジワができるのを防止します。既にできているシワの改善だけでなく、将来的にできてしまう表情ジワの予防も可能です。

持続期間は3~4ヵ月ほどではありますが、繰り返し受けることで表情筋そのものの動きが弱まっていきます。持続期間を長引かせるためには、複数回の注射がおすすめです。

ダウンタイムはほとんどなく、傷跡もほとんど目立ちません。15分ほどで施術が完了します。

頬・あごのたるみに

ウルトラセル

ウルトラセル

ウルトラセルに搭載された超音波と高周波による4つの機能を利用した治療です。それぞれの機能がたるみの原因であるSMAS、真皮、表皮へ直接熱によるダメージを与えます。

3つの層が傷ついた部分を修復しようと自己治癒反応を起こし、組織が収縮します。これによりリフトアップや肌の引き締めが可能になるのです。また、コラーゲンの増加により肌のキメが整い、ハリやツヤが出ます。肌の上から超音波と高周波を当てるだけですので、切開や麻酔の必要はありません。

たるみの他にも、小ジワや毛穴の開きなどに効果が見込めます。4つの機能のうち1つだけの施術も可能ですし、組み合わせて受けていただくこともできます。持続期間は約6~12ヵ月ですが、効果が長持ちさせるために複数回の治療がおすすめです。ダウンタイムはほとんどなく、すぐに日常生活にお戻りいただけます。

テスリフト

シルエットソフト

テスリフトは、吸収性の糸をお顔に挿入してたるみを引き上げるリフトアップ法です。突起のついた糸の周りを3Dメッシュが覆う特殊な形状の糸を使用します。

メッシュ部分が組織と一体化し筋膜をしっかりと引き上げ、安定的なリフトアップ効果と将来的なたるみ予防に効果的です。さらに、テスリフトの糸はコラーゲンやエラスチンの生成作用を持つため、肌の引き締まり・美肌効果も見込めます。

糸は8~12ヶ月程で吸収されますが、糸が吸収された後も長期間にわたってリフトアップ効果は継続します。(※効果には個人差があります)

メスを使わず先端が丸い管で糸を挿入するため、腫れや内出血などのダウンタイムを軽減。術後の傷跡もほとんど目立ちません。

お悩みを持つすべての方に改善策を

ガーデンクリニックでは、上記以外にも「水光注射」や、「チークリポサクション」などのエイジングケア施術をご用意しております。

どんな治療を患者様にご提案するかは、ご要望とお悩みの状態を伺った上で医師が判断いたします。ご自身に向いている治療が分からないという方でも、まずはお悩みをお聞かせください。

また、当院では男性でもお気兼ねなくご来院いただけるよう、男性のカウンセラーや医師が在籍しております。美容外科は、女性だけのお悩みを解決するところではありません。ぜひご相談にお越しください。

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ガーデンクリニック理事長
大庭英信
HIDENOBU OBA

略歴

1994年
東京慈恵会医科大学 卒業
1995年
某美容外科 入局
1997年
帝京大学溝の口病院 麻酔科勤務
東京慈恵会医科大学解剖学教室にて臨床解剖研究
1998年
某大手美容外科クリニック 院長就任
2013年
ガーデンクリニック 開院

所属学会・資格

日本美容外科学会正会員