目元は、その人の印象を左右するパーツです。ハリがあれば快活な印象に見られますが、シワやたるみが目立っていると老けたような、疲れたような印象を与えてしまいます。加齢とともに出現してくるものと思われがちですが、生活習慣によっては20代の若いうちにも出現する可能性が大いに考えられます。
こちらのページでは、20代でも目元のシワやたるみが起こる原因、その予防法や対策についてご説明いたします。
原因
もちろん加齢も含まれますが、それ以外の原因として挙げられるものは以下の通りです。
乾燥
目元は皮膚が薄く、バリア機能が弱い傾向にあります。汗腺や皮脂腺も他の部位に比べて少ないため、特に乾燥しやすい箇所なのです。乾燥によって水分が少なくなった肌はハリが低下し、シワを作り出してしまいます。
紫外線
紫外線は真皮層にまで到達し、コラーゲンやエラスチン、線維芽細胞へダメージを与えます。その結果、肌は柔軟性や弾力を失い、シワ・たるみを生じてしまいます。
ストレス
分泌されたストレスホルモンは肌代謝(ターンオーバー)を乱し、肌の弾力を失わせてしまいます。
生活習慣
日常的な瞬きやメイク、洗顔・クレンジングによる刺激は、肌にダメージを与え、皮膚をたるませてしまいます。また、スマートフォンやパソコンなどの長時間使用により酷使された筋肉は硬直し、血流が悪化することで、栄養素や酸素が肌に行き届かなかったり、老廃物が排出されにくかったりします。これによりターンオーバーが乱れ、まぶたにたるみを発生させてしまいます。肌に栄養素が届かないこともコラーゲンの生成を阻害しますので、栄養不足や喫煙なども原因として挙げられます。
表情の癖
目尻のシワは、皮膚が笑った時にできるシワを形状記憶してしまうことで発生します。
若いうちは浅いシワで済んだとしても、加齢や乾燥などの他の原因を伴い、徐々に深く刻まれることがあります。
セルフケア方法
以上の原因により出来てしまったシワ・たるみは、ご自身での予防や対策が可能です。今ある症状を悪化させないために、しっかりとセルフケアを行うようにしましょう。
紫外線対策
紫外線は夏場だけに降り注ぐものではありません。また、その侵入経路は肌表面だけでなく、角膜までもが含まれます。時期を問わず日焼け止めを利用したり、サングラスを着用したりして紫外線対策を行うようにしましょう。服用するタイプの日焼け止めの使用もおすすめです。
専用化粧品でケアをする
皮膚が薄く乾燥しやすい目元の皮膚には、専用のアイクリームでケアするとよいでしょう。ただし、強い力での塗布やマッサージなどは厳禁です。刺激を与えないように優しく行ってください。
丁寧にクレンジングをする
アイメイクを落とす際のクレンジングに注意しましょう。ゴシゴシと強く擦ったり、洗浄力の強いクレンジング剤を使ったりすると、肌に大きな負担を掛けてしまいます。さらに、アイメイクが落とし切れていないと、それもまた肌にとっての負担です。近年ではポイントメイク用のリムーバーも販売されていますので、必要に応じて使用することをおすすめいたします。
目を休める
スマホやパソコンの長時間使用を避けるため、操作後は適度に休憩を取りましょう。また、市販のホットアイマスクや蒸しタオルを使用すると、目元の血行が促進され、リフレッシュにもなります。睡眠時間を長く取ることも、肌代謝を正常化させる効果が見込めます。
老け顔・疲れ顔はお早めの対処を
ここまでセルフケア法を挙げてきましたが、残念ながらこれらは予防や対策であり、「改善」を期待できる方法ではありません。「改善」を目的とされるのであれば、美容外科による治療をおすすめいたします。
20代でエイジングケアをするのはまだ早い…、そう思っている方は多いかもしれません。しかし、20代からエイジングケアを始めている方とそうでない方では、将来の肌の状態に大きく差が出てしまいます。もっと早くから対策しておけばよかったと後悔する前に、若いうちからエイジングケアを始めていただければと思います。
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